2009年11月26日

NPO/NGOとソーシャルメディア

今日初めて、ネットスクエアード東京のイベントに参加しました。

アメリカの難民支援NPO「FORGE」の創設者兼CEO、
Kjerstin Ericksonさんと元COOのNicholas Talaricoさんによる
プレゼンは、最初から最後までメモとりまくりで、とてもとても
参考になりました。

昨秋の金融危機以降、赤字転落したファンドレイジングのために、
ソーシャルメディアを活用し、ついには黒字に持ち上げたという、
経験談から、学んだことや戦略、3つの秘訣など、
惜しみなく披露してくださいました。

このイベントはTwitterでフォローさせていただいている、
市川裕康さんが主宰されている、「NetSquared東京」によるもの。

市川さんのブログメルマガも読ませて頂いていますが、
自分だけではなかなか探して来れないような情報を
整理して、提示してくださっていて、素晴らしいです!

今日のイベントで学んだことは、これからSVP東京、
セブン・ジェネレーションズ、そしてLYCKA TILL!で、
早速生かしていこうと思います!!


P.S. まったくの蛇足ですが、Kjerstin Ericksonさんは
おそらく、スウェーデン人の移民の子孫と思われます。

なぜかというと、Kjerstin(シェルスティン)も、
Erickson(エリクソン)もスウェーデンでは、
よくある名前だから。

スウェーデンにいる時の授業で聞いたのですが、
不作による飢饉状態に陥り、比較的遅い時期に
アメリカに移民したため、西海岸に多いと聞きました。

そういえば、私がいた語学学校にも、「曽祖父が
スウェーデン出身だから、親に勧められて来た」という、
UC San Diegoからの交換留学生がいました。

遅ればせながら、THIS IS IT

遅ればせながら、最終日前日の今日、
マイケル・ジャクソンの"THIS IS IT"を観てきました。

このところのタスクの多さによる忙しさのあまり、
映画館に行く余裕すらなかったのですが、
余りにも周り中から絶賛の声を浴びせかけられ、
ついに劇場に足を運びました。

平日午後という時間帯にもほぼ満席、
立ち見まで出る状態、
映画が終わって明るくなるまで、
ほとんど誰も立ち上がらず、
拍手が沸き起こる映画なんて、
たぶん、生まれて初めて。

いやぁ~、ほんと、観に行ってよかった!!

歌、ダンス、演出、セット、衣装、映像などなど、
「見せる(魅せる)こと」、「見られること」に
徹底的にこだわり、磨き上げていくプロセスは、
プロフェッショナルとしてかくあるべき、といった、
お手本を見せてもらいました。

生前ファンではなかった私はヒット曲なら聞いたことは
あるものの、それ以上の知識がなく、こんなにも
才能あふれる人だったとは知りませんでした。

同時代に、真の天才とも呼べる人が存在していたことに
驚くとともに、その才能を突然失ったことに改めて
悲しみを感じます。

でも、ある意味、これまでの偉人もそうであったように、
彼は亡くなったことによって、その価値が再認識され、
伝説になれたのかもしれません。

チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウムのファシリテーターの
仲間もこの映画を強く勧めてくれたのですが、
その理由は、「マイケルも『あと4年』と言っている!」
ということ。

先週開催された、アメリカのThe Pachamama Allianceの
Fundraising Luncheonで、公開されたプロモーションビデオでも、
コンセプトは「時間がない。急げ!残された時間は4年。」
ということで、"FOUR YERS. GO"というスローガンが
打ち出されました。

マイケルがなぜ「あと4年」と言っていたのかわかりませんが、
おそらく共通する文脈だろうと思います。

彼が真に望んでいたこと、つまり、
地球とそこに住む全ての生き物を含むすべての存在が、
共に、美しく、長く、存在し続けるために、
この映画を観たすべての人たちが
彼の遺志を継いで、共に立ち上がって、
行動してくれるといいな、と思います。

Michael Jackson's This Is It - The Music That Inspired the Movie
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
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2009年11月23日

柳澤孝彦+王子江 二人展

今日はSVP東京の親方会議と戦略ミーティングの後、
銀座のシンワアートミュージアムへ。

建築家の柳澤孝彦さんと水墨画家の王子江さんの
二人展のオープニングパーティにご招待いただき、
母と一緒に参加させていただきました。

私の記憶が確かであれば、2005年1月8日に放送された、
NHK ETV特集「大作100メートルに描くわが祖国 
~在日中国人水墨画家・王子江~
」をご覧になった、
柳澤さんが王さんに連絡を取ったのが、おふたりが
出会うきっかけだと聞いています。
(違ってたら、ごめんなさい!)

その後、友人として親しくなられて、王さんのアトリエ改装の
内装デザインを柳澤さんにお願いしたり、共通の知人が
経営されているTAIKO-LAB青山の内装も
ふたりの共作となっています。

新宿オペラシティや数々の美術館で有名な建築家の
柳澤さんは高校生の頃は画家を目指されていたのだとか。

その後、芸大の建築科に進まれて以来、絵は描いて
いらっしゃらないと言いつつも、なんともArtisticで、
まさに、柳澤さんが設計した建物にピッタリ合いそうな
モダンな抽象作品でした。

王さんの作品は風景などのスケッチや墨彩画が主で、
柳澤さんの黒または青のモノトーンの作品と対照的でした。

全く異なる才能の出合いを見せていただき、
アートな至福を味わったひと時となりました。

このご縁に感謝!


2009年11月22日

コーチングフェスタ!

今日は初めて開催された、「コーチングフェスタ2009 in Tokyo」に
参加しました。

昨年、ICF Conference Montreal、ジャパンナイトの席で、
大坪タカさんが開催宣言してから、約1年。

会場も巣鴨の大正大学の校舎をお借りして、
日本コーチ協会東京チャプターの仲間を中心に、
ボランティアで作り上げた、まさに「コーチの学園祭」でした。

申込み者数 415名、ゲスト&関係者 105名、
スタッフ 34名、総勢554名の大イベントとなったそうです。

私自身は、分科会を担当した榎本英剛さんのアシスタントとして、
参加したこともあって、残念ながら他の分科会をのぞきに
行ったりはできませんでしたが、選ぶのに困るほど
魅力的な分科会が多数。よくここまで集められたものだな~!と
感心しました。

榎本さんの分科会テーマは、
「もしも世界がクライアントだったら」

日本人初のCPCC資格取得者であり、CTIジャパン創設者として、
日本でコーチングが発展する基礎を築いた一人である榎本さんの
最近の主な活動内容(Coaching for Social Change、
トランジション・ジャパンセブン・ジェネレーションズ)の紹介をしつつ、
コーチとしての大きな主題「もしも世界がクライアントだったら」
について、ふれる内容でした。

私は榎本さんと一緒にセブン・ジェネレーションズとして活動しているし、
しょっちゅう話しているとは言え、「コーチング」のくくりで話すことは
少ないので、ちょっと新鮮でした。

特に、「原点」(問題意識)

「コーチングにひきつけられた原点は何か?」
という問いは、深いところにささりました。

そもそも、コーチング(手段)を通じて、何か(目的)を実現したかった
はずなのに、コーチングを学び、コーチを職業とするようになると、
気づかないうちに手段が目的にすりかわってしまってはいないか?
と、問いかけられて、ハッとしました。


私がコーチングに出会ったのは、オーラソーマなどの
週末セラピストとして活動していた頃、友達に「向いてそう!」と
勧められたのがきっかけでした。

でも、その前、オーラソーマなどのHealing Therapyに
興味を持ったのはなぜだったんだろう、その前は?と、
きっかけをたどっていくことで、私がコーチングという
手段を必要とした原点にいきつくことができそうです。

また、これといったビジネスのハードスキルを持たない私が、
社会起業やソーシャルベンチャーに興味を持ち、
ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京にパートナーとして
参加して、いまやなぜかディレクターとして活動を続けている、
その原点も、自分で見てみたいと思いました。


榎本さんは今日の講演と同じテーマで、12月3日から
フロリダ・オーランドで開催されるICF Conference 2009で、
アメリカのCTIリーダー、Virginia Kellogさんと共に、
分科会を持つ予定です。

そのタイトルは"The World is My Client: Responding to the Call of the World While Satisfying the Hunger of Your Soul"。

これは、今、彼らが開発中のワークショップのタイトルでもあり、
いずれ日本でも開催したいと考えているそうです。

その日が楽しみですね!


2009年11月21日

5回目、でした。

今日はファシリテーターとして5回目の
チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムを開催しました。

諸々で忙しく、満足に告知活動できませんでしたが、
それでも集まって頂けて、無事、開催することができました。
もちろん、細かい改善点はあるものの、現時点のベストを
尽くすことはできたと思います。

今回はリーダーシップ仲間でもあるつかちゃんと
コーリードしてみて、2人で伝えることの安心感を
味わいました。

少し言い足りなくても、忘れちゃっても、
もう1人いるとちゃんと補足してくれるし、
過不足なく、伝えられるんですよね。

自分という「器」を通じて伝えれば伝えるほど、
チェンジ・ザ・ドリームのメッセージが染み込んでくるのを
感じています。

次回、LYCKA TILL!としての開催は来年2月を予定しています。

ファシリテーター仲間が開催する機会も多々ありますので、
是非、参加してみてくださいね。

都内での直近の予定は12月12日(土)、3時間バージョンです。
川崎では12月19日(土)に1日バージョンがあります。
3時間バージョンはお忙しい方にはお勧めですよ~!

2009年11月18日

サティシュ・クマールさん

11月14日は葉山、今日18日は広尾でサティシュ・クマールさんの
講演会に参加しました。

去年あたりから、サティシュさんが編集長をされている
雑誌「リサージェンス」や、設立されたシューマッハ・カレッジに
ついて聞くことが多く、いつかお話を聞いてみたいという
念願がやっと叶いました。

サティシュさんの話を簡単にくくってしまえば「エコロジー」。

それだけにとどまらず、地球環境と人間の関わり方、
人としてのあり方や生き方など深く洞察に満ちていました。

70歳を越えているからなのか、元ジャイナ教僧侶という
宗教的素地、はたまた瞑想を実践しているからか、
地に足のついた精神性の生きた見本の姿を
拝ませて頂きました。

同時代に生きている、このような素晴らしい人の話を
間近で直接聴ける機会を得られた幸運とご縁に感謝します。

今回、2回も講演を聞きに行ったのは、それぞれの場所に
捨てがたい魅力があり、どちらか一つに選べなかったから、
なのです。

14日の葉山の会はトランジション葉山主催で、
チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムのファシリテーター仲間たちが
中心になっていました。

会場は公共施設の広い和室で、サティシュおじいちゃんの家に
遊びに行ったような、アットホームにくつろげる雰囲気で
とても良かったです。手作りの地元産素材にこだわったお弁当も
楽しめて、心もおなかも大満足な集いでした。

後半の質疑応答では、CTIジャパン顧問の榎本英剛さん、
私のワーキング・パートナーでもある通称ヒデさんが
聞き手として登場して、会場からの質問を取りまとめて
サティシュさんと対話しました。さすが日本のコーチングの
第一人者らしく、簡潔に的を得た質問に対して、
サティシュさんからはこれまた深い答えが返ってきて、
前半の講演への理解も一層深まりました。

18日はNPO法人懐かしい未来ネットワークの主催で、
私の母校である聖心女子大学の宮代ホールで行われました。
教養過程の先生の計らいだったそうです。

宮代ホールのある校舎は私の在学中はクラブや委員会などの
部室の建物があった辺りで、10年ほど前に建てられたそうです。

キャンパスを訪れるのはかなり久しぶりでした。清潔感漂う、
配慮が行き届いた空間に、懐かしさと共に恵まれた環境で
学べたことへの感謝を改めて感じました。

講演の休憩時間にはひとっ走りして、同窓会館に古切手を
届けに行きました。学生時代からの習慣で、集めて溜めては
送ることを続けています。

学校、教育といえば、サティシュさんの講演のなかで、
educate(教育する)の語源はラテン語のeducareであり、
その意味は「内側から引き出す」との話がありました。

聖心で受けた教育や環境が私の内側から引き出したものは何か?

今、こうして活動しているのもその賜物のような気がしていますが、
しばらく、「問い」として持ってみようと思っています。

2009年11月13日

Sexy! Funk Fire '09

「つぶやき」で速報したとおり、11月11日、12日、2日連続で
スガシカオのライブ、Funk Fireに行ってきました。

Funk Fireが始まって今年で3年目。必ずしも自力で
すべてチケットをとれてはいないのですが、有り難いことに
ご縁を頂いて、3年連続でライブに参加できています。

Funk Fireの特徴はFunkで思いっきり踊れることですが、
何よりも、シカオちゃん本人が楽しんで演奏してるところ!
それを見ているこちらも嬉しくなります。

シカオちゃんもMCで言ってましたが、普段のストレスを
歌って、踊って、発散できました~。

実は自分がこんなにストレス溜めてたんだ、という発見が
新鮮、かつ衝撃的でした(笑)。

気づかないうちに溜めこんでいたストレスを発散するには、
スガシカオ・ワクチンを接種するのが私にはイチバンの
特効薬のようです。


今回のFunk Fireも古めの曲を新鮮なアレンジで復活させたり、
去年から始めたワシントンGo Goファンクに挑戦したりで、
楽しい趣向がたくさんでした。

2日目はバンドと観客の対決で負けて、アンコール曲が一曲
増えました。やった! その曲が大好きな「Hop Step Drive」で、
得した気分♪

今年新しく、Funk Fireのテーマ曲「俺たちファンクファイヤー」が
披露されました。今月発売の新譜「はじまりの日 feat.Mummy-D」の
カップリング曲だそうです。

その、「はじまりの日」は3曲目に演奏されました。
ちょっぴり期待していたMummy-Dのゲスト出演は
ありませんでしたが、バンドだけでもとっても素敵でした。

さぁ、次のライブまで、またCD聴いて元気になろうっと!


はじまりの日 feat.Mummy-D(初回生産限定盤)(DVD付)
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2009年11月 8日

難民について知る

今日は念願かなって、難民支援協会主催の
難民アシスタント養成講座・基礎編の1日目に参加しました。

今日は難民の定義や国際法、申請手続きなどについて、
たっぷりじっくりと講義を受けました。


以前から、難民問題には関心を寄せていたのですが、
かと言って、体系だった知識もなく、具体的な行動までは
起こせていませんでした。

去年の春頃、あるメーリングリストでこの講座の存在を知り、
タイミングが合うのを待ち続けて、ついに参加することが
できました。


では、私がなぜ難民に強い関心を寄せているか、ですが、
それは今までの人生で二度、難民との出会いが
あったからです。

また、大学の大先輩の緒方貞子さんが、
国連難民高等弁務官
10年にわたって務められていたことも、
もうひとつの理由かもしれません。


初めて「難民」と呼ばれる人に出会ったのは、大学生の時。

ベトナムから難民として来日したという同級生がいました。
彼女は日本語もかなり上手で、何の遜色もなく、
ふつうの外国人学生と同じようにキャンパスに
溶け込んでいました。彼女の明るい笑顔を今でも
思い出すことができます。

2度目はスウェーデンに滞在していた11年前のこと。

確かスウェーデンからデンマークに渡るフェリーの上だったと
記憶していますが、イラクからの難民の男性と出会いました。
お互い片言のスウェーデン語と英語で話したのですが、
既にスウェーデンに定住し、スウェーデン語も習っていると
話していました。

今思えば、特にこのイラク人男性との出会いが、
私に大きな問いと心の痛みを残していました。

イラクとスウェーデン、地理的にも歴史文化、言語にしても、
まったく似ても似つかない国です。

彼は自ら好んで、母国とまったく環境が異なる異国に
住まなければならず、二度と母国には戻れないという
境遇になったわけではありません。

そういった、自力ではどうしようもない状況に置かれた時、
人はいかにして再び希望を持つことができるのか?

10年以上も私の中でくすぶり続けいてたこの問いに、
講座に参加することで、やっと日の目を当てることが
できそうです。

少し話は変わりますが、奇しくも、昨日参加した
新渡戸国際塾公開シンポジウムで、
難民を助ける会の長有紀枝さんが言及された、
国際赤十字のジャン・ピクテの言葉がピンとくるので、
ここでも紹介させて頂きます。

【人道の4つの敵】
・利己心 Selfishness
・無関心 Indifference
・認識不足(無知) Ignorance
・想像力の欠如 Lack of imagination

このうち「無関心」は、チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムのなかで、
モード・バーロゥが言っている、「知らずにいる権利」とも通じます。

同じく長さんによると、
人道とは「遠くにいる知らない人に対して思う気持ち」であり、
人情は「家族や友人など近くにいる知っている人に対して思う気持ち」
なのだそうです。

人道にこそ必要なのは想像力であり、「痛みを共に感じる」という
本来の意味での共感(Compassion)なのだと思います。

私自身、今回、この講座を受講することによって、
少なくとも「認識不足」からは抜け出せそうです。

私に何ができるかはまだわかりませんが、
まずは、日本における難民支援について知ることから
始めてみようと思っています。


2009年11月 7日

日本を観る視点

今日は新渡戸国際塾公開シンポジウム
「今、どう動くか―現代日本の突破口を探る」に参加しました。

新渡戸国際塾1期生が企画したというこのシンポジウム、
とにかくパネリストが超豪華でした。

井上英之さん
慶応義塾大学総合政策学部専任講師 (井上英之研究室
ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京代表

長 有紀枝さん
難民を助ける会理事長

川崎 和男さん
デザインディレクター、大阪大学大学院教授

黒川 清さん
政策研究大学院大学教授

全員が基調講演者たりうる、各分野のトップランナーとも言える
面々のパネルで何が起こるか!?楽しみにしてましたが、
後半のパネルディスカッションでは、会場からも多種多様な意見が
発されて、活発な議論が繰り広げられました。

全体を通じて、論じられたのは、
「世界から見た日本」
「仕事観」
「リーダーシップ」
「海外でのサバイバル体験」
「失敗から学んで得た経験」
「愛国心」などなど。


特に印象に残ったのは、「世界から見た日本」。

私自身、年に1~2回、海外に行っていた頃は、
そういった視点を持ち、視点から生じる危機感を
持っていましたが、最近は海外に行くことも
英語を使う=外国語的思考で考えることが減ったせいか、
感覚が鈍ってしまい、視点そのものを失っていたことに
このシンポジウムで気づきました。

また、私の周囲に見られる「日本礼賛」の態度に、
常々、違和感を持っていたのですが、その理由にも
おおよそ気づくことが出来ました。

私も日本という国や文化を愛するあまり、
盲目的、独善的、排他的、になるのは、
真の愛国心からの態度ではないと思います。

例えば、日本について発信するのであれば、
「日本の中で見た日本」だけでなく、
「世界/日本の外から見た日本」を発信する
必要があると思いました。


最後に長さんが引用された、ハンナ・アレント、
暗い時代の人間性について」からの言葉を紹介します。

「もし人が自分の身の回りにしか関心を持てなくなったら、
それが暗い時代の始まりである。」


このシンポジウムを企画運営された新渡戸国際塾
1期生の皆さん、ありがとうございました!


<パネリストの方々の著書>

スレブレニツァ―あるジェノサイドをめぐる考察
長有紀枝
4887138857

川崎和男 ドリームデザイナー―課外授業ようこそ先輩・別冊 (別冊課外授業ようこそ先輩)
NHK「課外授業ようこそ先輩」制作グループ
4877582568

イノベーション思考法 (PHP新書)
黒川清
イノベーション思考法 (PHP新書)

2009年11月 4日

ファシリテーター・トレーニング、終了

ご無沙汰しております。

ふと気づいたら、もう11月なんですね。
一年で一番好きな季節です!


このところブログもろくに書けずにいましたが、
チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムのファシリテーター・トレーニングの
準備に集中していました。

トレーニングは10月31日(土)~11月3日(火・祝)、
南伊豆のテラ・憩いの里で開催しました。


終わっての感想は・・・ホッとしました~。

そんなにがんばってる意識はなかったんですが、
やっぱり直前は張り詰めてたんでしょうか。
今は肩の荷が下りて、すこし気が抜けたような感覚です。


とは言え、事後処理も、
新しいファシリテーターたちのフォローも
今後の企画も山のようにあるので、
ぼーっとして休んでる暇は全くありません。

今回、2回目となったトレーニングでしたが、
前回にも増して、深く豊かな学びの場となりました。

海のものとも山のものとも分からないものに飛び込んで、
未開拓の道を進む役割を、無意識ではあっても、
勇気と決意を持って担ってくれている1期生の仲間たちの
存在なくしては、今回のトレーニングの大成功は
ありえなかったと思います。

そんな1期生の創った土台に立つことになる、
2期生はこれまた本当に素晴らしい人達で、
今後の発展が本当に楽しみです!


トレーニングの内容としては大成功だったと思いますが、
運営面ではまだまだ改善の余地あり。
振り返りミーティングで洗い出して、次回以降に
反省をいかそうと思っています。

トレーニング中、参加者の皆さんから、
「大変でしょ!?」と労わって頂いたのですが、
実はそれほど負担は感じていなくて、
むしろ喜びのほうが大きかったです。

今、私が担っている役割は、今までの職業人生で
培ってきた経験や能力を存分に生かすことができるし、
自分のミッションにアラインしている(沿っている)ことだから、
多少困難なことがあっても、創造力や柔軟性を発揮する
チャレンジとして受け取れるのです。

(もちろん、何か起こった時その場では文句言ったりしちゃいますが)

それに、私はひとりぼっちじゃなくて、
協働パートナーもいるし、仲間達もいて、
サポートしてくれています。

だから、「大変」とは感じないのです。

思い返せば、去年の今ごろ、モントリオールで、
チェンジ・ザ・ドリームシンポジウムに参加してから、
ここまで来るとは想像さえもしてなかったし、
これからもそんな思いもつかないことが
起こっていくんだろうなぁ。


こういうプロセスに立ち会えることそのものが、
私にとっては大きなギフトです。


感謝☆