そもそも、90年代にアメリカで生まれたマーケティング用語だったLOHAS。日本語では、「ロハス」、「ローハス」と表現され、昨年から様々な方面で使われるようになってきました。LOHASについては、ブログでも何度か取り上げています。
一昨年ごろから、「ロハス」の商標登録をおさえていた、トド・プレス(雑誌「ソトコト」の出版社)と三井物産が、この5月から他社から商標使用料を取るのをついにあきらめたんだそうです。(2006年6月14日付 朝日新聞朝刊 経済面の記事より)
両社が商標使用料を取ろうとしたがために、他社が「ロハス」という表現の使用を避けてしまい、そもそものコンセプトが広まらなくなってしまいました。この件については、SNSのコミュニティでもトピックとして取り上げられ、かなり長い間、論議の的となっていました。
両社があきらめたおかげで、今後は自由に「ロハス」という言葉を使えるようになったわけですが、「すでに鮮度が落ちてきた」、と言う声もあります(同じく、朝日新聞の記事から)。
「ロハス=気持ちいい、健康的、エコロジー、オーガニック等」といった狭義に過ぎない使われ方や、LOHASの"S"、つまりSustainability(持続可能性)が無視されている以上、「鮮度が落ちる」のも無理も無いだろうと思います。
個人的には「鮮度が落ちる」と言ってしまうところ自体に違和感を感じます。なぜなら、ライフスタイルは鮮度に左右される一時の流行で形成されるものではないからです。
日本に真のLOHAS、「健康と持続可能性を志向するライフスタイル」のコンセプトが根付くには、長い年月がかかることでしょう。
私は「LOHAS運動家」でも「LOHASエヴァンジェリスト」でもありませんが、一人の実践者として、私の生き方を通じてコンセプトを伝えていきたいと思っています。

The Cultural Creatives: How 50 Million People Are Changing the World
Paul H., Ph.D. Ray Sherry Ruth, Ph.D. Anderson