一日がかりの国際女性ビジネス会議、午後からは分科会です。
私は第1セッションは枝廣淳子さん、佐々木かをりさんの「人生脚本を書く、夢を実現するタイムマネジメント」に参加しました。
枝廣さんは著書が気になりつつも未読でしたし、環境ジャーナリストとしての活動にも以前から興味を持ち、注目している方でした。
佐々木さんは去年読んだ著書「ミリオネーゼの手帳術」を参考にしていることもあり、このセッションを選びました。

ミリオネーゼの手帳術―8ケタ稼ぐ女性に学ぶサクサク時間活用法
枝廣さんと言えば「朝2時起き」。

朝2時起きで、なんでもできる!
「朝2時」ばかりが強調されてしまって、本当に伝えたかったことがうまく伝わらなかったみたい・・・と苦笑されていました。
本当に伝えたかったのは、副題に付けようとして出版社に却下されてしまった「バックキャスティング」という考え方だったそうです。
枝廣さんによる「人生脚本の描き方」は以下の通り:
1) バックキャスティング/ビジョンを持つ
2) 自分マネジメント
3) タイムマネジメント
4)「心のエネルギー」を保つためのストレスマネジメント
配られた資料によると、バックキャスティングは元々、スウェーデンの環境団体「ナチュラル・ステップ」から来ているようです。(そういえば、随分前に、ナチュラル・ステップ・ジャパンの一日セミナーに参加したことがあるなぁ。)
●ナチュラル・ステップによる説明:バックキャスティング
枝廣さんのお話では、バックキャスティングとはまず全て自分の思い通りだったら、どうなのか、理想を明確に描くことから始まります。そこから振り返って、今とのギャップを計画立てて埋めていく手法です。
これに対する「フォアキャスティング」は現状に積み重ねるだけで、「とりあえず」ばかりしてしまうことを言います。これでは、次に行けるかさえも不明です。
そういえば、私は「行き当たりばったり」と言われたことがあります。まさに、これだー!(>_<)
「バックキャスティング」を成功させるためには、大事だけど急がないこと、例えば計画策定や勉強のような、自分のために使う時間を取ることが大切です。
そのための「朝2時起き」なんだそうです。(別に朝2時にこだわったわけではなく、4時でも5時でも自分で決めればいいんですよ、とおっしゃっていました。)
佐々木さんは「時間は白い紙なんです。だから、自分でデザインできるし、自分で決められるんです」とおっしゃっていました。
ビジョンは燃料、目標は物差しとも。
ビジョン(枝廣さんの言葉では「北極星」)は目に見えるものとして、夢を映像として焼き付けるようにするのがコツ。明確に持てば持つほど、燃料として強くなるんだそうです。
(これはナイノア・トンプソンの言葉を借りると、「見えない島を心の中で見る」ことと同じですね。)
そして、目標は物差しですから、数値化すること、例えば、日付や数字を入れること(例:いつまでに、どれくらい達成するかを明確にする)が大事です。
目標は数値化しろ、計測可能にしろ、というのは今までに読んだ成功法則などの本にもよく書いてありましたが、「物差し」と言われると分かりやすかったです。
以下はメモから(主にQ&Aの内容):
●邪魔されても仕方ない時間帯もある。
自分がやりたいことをするためには、邪魔されない時間を作る。
●集中度を上げるには:
自分のエネルギーレベルを調節して、集中度を上げる訓練をする。
例:締め切りを作る(タイマーを活用する)。
●時間をどう使うかは手段に過ぎない。
自分がもし本当にやりたいことがあれば、状況(家族など)とは分けて考えるようにする。
そもそも、本当にやり遂げたいほど情熱を持っていることなのか?
要は、ハラのくくり方。
Lucia's 蛇足コメント:
「朝2時起きで、なんでもできる!」のAmazon.co.jpのカスタマーレビューを見ると、「枝廣さんが東大大学院卒だから出来るんだ」とか「家族が協力的だから」とかのコメントが並んでました。
でも、それって自分が本気出してやらない言い訳じゃないの?と思った私・・・。言い訳ってーやつは本当に、毒なんです。知らない間に心と体を蝕みます。言い訳を並べ始めたら、指差し注意!です。あぁ、私も気を付けなくっちゃ。
●難しい状況であれば、細分化して、1つずつやり遂げて、自分にもご褒美をする。
●大きなビジョンを描くには:
将来の自分がどうありたいのか(例:10年後、死ぬ時)、制約なしに考える。
●大きく物を考えよう: Think BIG
世界一の人だったら(例:アメリカ大統領だったら、ビル・ゲイツだったら、国連総長だったら)、どう考えるか?を訓練すると、思考がストレッチする。
●思考はシンプルに。
自分のこの半年、つまり会社を設立してからを振り返ってみました。
一人会社とは言え、経営者は経営者。
仕事を与えられるのを待っていた、またはそのポジションに期待される役割を果たせば十分だった従業員マインドが、予想外に障害になっていました。
従業員としての最後の仕事もバックオフィス業務全般(受付・経理・人事・総務・セクレタリー・通訳翻訳)を一人でこなしていて、誰にも指示されず自分で動かなければならないポジションだったとはいえ、一人経営者となると、サービス、営業、その他諸々、これ以上のことをしなければなりません。
このマインドの切り替え、視点の拡大がこの半年間に経験してきたことだったと思います。(でもまだ、経営者の視点にはなりきってないなぁ・・・。もっと勉強しなくちゃ! まずは「朝2時起き」読まなくちゃね。)
一日の時間は24時間。
一年は365日(または366日)。
いつまで生きるか分からない人生だからこそ、思う存分、充実して味わい深く生きたいと思います。
人生を思う存分生きているようにお見受けする、枝廣さん、佐々木さん、お二人の頼もしい姿に、私も元気をもらいました。
ありがとうございました!
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