2004年10月20日

王府井たより (2) 北京軽食事情

クイズです。以下の3つの読み方を答えてください。

星巴克
麦当労
肯徳基

ヒント:日本でもよく見かけます。


答え:
スターバックス
マクドナルド
ケンタッキー(フライドチキン)


北京の町でも数多く見かけたこれらの看板。

スターバックスは北京市内に43店舗あるそうだ。
なんと故宮(紫禁城)の中でも見かけた。

マクドナルドは店舗数は不明だが、町のあちこちで
見かけたから、かなり多いと思う。東京でもある、
マックカフェも見かけた。

これらの店に入る機会は無かったが、中国人の現地ガイド・
陳さんによると、スターバックスなどは北京の物価からすると
かなり高価に感じるそうだ。

日本からは牛丼の吉野家などが進出している。
その他にも回転寿司屋や日本式のラーメン屋も見かけた。

中国ではスナックやおやつを「小吃」と言うらしい。

北京の目抜き通り、王府井の横の路地に王府井小吃街という、
小吃を売る屋台街がある。売り子のお兄さん達の呼び声が
騒々しい、なんとも雑然とした通りだった。

驚いたことに、どの店にもサソリの串焼きが並んでいた。
恐ろしいのは小さいサソリが生きたまま串刺しになっていて、
店頭でうごめいていたこと!(この場合、蠢くと書きたい)

毒をもたない種類のサソリで、もちろん生きたままでなく
(踊り食い?)、油で揚げてくれるそうだ。

私は試さなかったが、以前、北京に遊びに行った友人が
食べたことがあり、カリカリして味のない海老みたいだった
と言っていた。

もちろんサソリ以外にも羊などの肉の串焼きもあるそうだ。
串焼きは人気のある軽食メニューらしく、屋台街のほか、
公園の売店でも売られているのを見かけた。

マクドナルドの牛肉、ケンタッキーの鶏肉なんて、
サソリと比べるとかわいいものだ(>比較するなって?)。

しかし、13億の中国人が一斉にマクドナルドのハンバーガーを
食べだしたら、地球上の牛が絶滅する、かもねぇ。
うーむ。

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2004年10月16日

王府井たより (1) 旅日画家 王子江 作品展

今回、10月10~14日の北京訪問の主目的は
母の付き添い(苦笑)。

母が師事している中国人水墨画家の王子江氏が出身地・北京で
”凱旋”展を開くことになり、その開催に合わせての旅行だった。

10月12日のオープニング初日。

王先生に「9時半頃に来てください」と言われ、
朝から少しオシャレして母と会場の中国美術館に出掛けた。

タクシー運転手に遠回りされるという旅先でありがちの
ハプニングもあったが、何とかたどり着き、
美術館の前で王先生の奥様と出会うことができた。

奥様に招待券を頂き、会場に入ると、なにやら式典の準備が
されている。テープカットもあるらしい。

今回、NHKの取材も入るため、撮影クルーも何名か待機していた。
(NHK BSと教育TVで放送予定あり。)

会場内で王先生に出会うと、満面の笑顔で
「よく来てくれました!ありがとう!」と握手してくれた。
ついでに、私が着て行った中国服っぽいデザインの絹のチュニックを
「いいですね!」と褒めてくれた。

予定時間の10時過ぎ、来賓が勢ぞろいして、いよいよ開催だ。

中国側、日本側からの来賓の挨拶が続く。
日本側からの来賓は駐中日本大使館公使と大使夫人など。

来賓の挨拶が終わると、王先生のスピーチ。
王先生は来日16年。日本語も流暢だが、スピーチは中国語だった。
(日本からの訪問者も多いせいか、式典には通訳がついていた。)

今回、展示された大作の一つが国立中国美術館に収蔵されること
になり、その目録?授与も行われた。

テープカットの後、式典はお開きになった。

かなり広い展示室に大きな作品が何点も並ぶ。
東京の画廊ではとても飾れないようなスケールの大きな作品ばかりだ。

何度観ても不思議なのは、
水墨、つまり白と黒だけの世界なのに、
すべてを描ききっている表現力だ。
(墨の種類は使い分けているそうだが)

水墨は油彩のように塗り重ねる技法ではなく、
いかに塗らないか、余白を残すかの加減が勘所である。

以前、個展を見に行った時に好奇心丸出しで聞いてみたところ、
描き始める前に、これから描こうとしている絵の完成図が
出来上がっているそうだ。

描く時は頭の中の完成図のイメージを筆で表現していくだけ、
なんだそうだ。

こう書くと簡単そうだが、実際に王先生の絵を見ると、
それがただ事ではないことが分かると思う。
特に人の顔。

私はアマチュア画家の母の影響もあり、絵を見に行くことも多いが、
水墨画という限定された技法を感じさせないほどの表現力をもった
画家を他には知らない。


今回、展示された作品には世界平和を祈る作品も何点かあった。
白人、黒人、モンゴロイド、様々な人種の顔が描かれている。

イラクだろうか、アフガニスタンだろうか、
家族や友人を亡くした悲しみにあえぐ人々の顔、
兵士たち、戦車が描かれている。
血を思わせる、の絵の具が画面に散っている。

以前、王先生に質問したことがある。
「何を一番描きたいと思っていますか?」

間髪いれず、答えが返ってきた。
、ですね。」

人物、山水、花鳥風月、
仏、天女、庶民、兵士、
誰を、何を題材にしても、王先生はそこにを描いている。


ゆっくり見てまわり、しばらくすると、
ご招待いただいたレセプション(昼食会)の時間が近づいていた。

うながされるままに奥様のお兄さんの車に同乗させてもらい、
会場に向かう。

中国側の出席者は先生の恩師、同級生、友人、家族など。
日本側はサポーター(数十万する絵画を何点も購入している、
ある意味パトロン)や母のような生徒兼ファン。

またも来賓や先生のスピーチがあり、
かなりの規模の宴会だった。

食べきれないほどの料理が次から次へと運ばれ、
食べるのが追いつかない(苦笑)。
それは豪勢なお食事だった。


絵画展そのものの開催期間はたった6日間である。

とは言え、準備日数はかなり長期間のはずだ。
王先生は打合せのために何度も帰国し、
数ヶ月前から長期滞在して作品の準備をしていた。

現在46歳の王先生だが、もう少し年をとったら、
北京と東京半々の生活を送りたいのだそうだ。

芸術に国境はない。
悲しい歴史が横たわる中国と日本であったとしても。

日中の架け橋としても、芸術家としても、
王先生の役割はこれからますます高まっていくだろう。

今後も王子江氏の活躍を私も見守っていこうと思う。

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2004年10月 1日

プロフィール

リュッカティル
代表 桑原幸子 (Lucia Sachiko Kuwahara)

大阪府豊中市生まれ。聖心女子大学文学部国語国文学科卒業。

住友商事、日本ベクトン・ディッキンソン、プライスウォーターハウスコンサルタント(現社名:IBM ビジネスコンサルティング サービス)、プロフェットなどに勤務後、独立。

エグゼクティブセクレタリーやオフィスマネージャーとして勤務するかたわら、代替療法、アロマテラピー、エネルギーワーク、ボディワークなどを学ぶ。 2001年より週末起業し、個人セッションを始める。

現在、個人クライアント様を対象としたパーソナル・コーチとして活動中。

講師実績

(財)東京都福利厚生事業団 カルチャー講座
ハッピーコムスクール
青山サロン

資格

CTIジャパン認定 サーティファイド・プロフェッショナル・コーアクティブ・コーチ(CPCC)
CTIジャパン コーアクティブ・コーチング(R) 基礎、応用、資格コース修了
CTIジャパン コーアクティブ・リーダーシップ・プログラム修了
(社)日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーインストラクター

・コーアクティブ・コーチングは CTIジャパンの登録商標です。